ロコモ症候群になる子供の原因と予防・対策法は?

2007年に日本整形外科学会が提唱。運動器の障害により移動機能が低下した状態を「ロコモティブシンドローム(略称:ロコモ、和名:運動器症候群)」といいます。

この病気にかかった患者は、「立つ」、「歩く」などの機能が低下し、進行すると車イスに頼ることになり、介護が必要になってきます。

高齢者のみならず、最近では、子供にも症状が現れているとのことです。

この記事は、口コモ症候群に関する情報、原因と予防・対策法について、まとめてみました。

  そもそも、口コモ症候群とはどういった病気なのか?

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上記に書いた通り、運動機能及び移動機能の低下した状態のことを指します。

筋肉、関節などと言った運動器のどれか一つ、あるいは障害が現れ、自らの足で移動することが困難となり、日常生活にも支障をきたします。

そして最終的に、寝たきりの状態となり、他社からの介護が欠かせなくなります。

運動器について詳しく解説すると、世間的には、筋肉、軟骨、関節、椎間板、骨によって成り立っていると思われますが、間違ってはおりません。

そのほかに、脳、脊髄、末梢神経も加わります。どれか一つ欠けると、やはり運動機能が低下し、特に脳にダメージが及ぶと、運動機能低下以前に、体の麻痺が起こります。

最悪、死に至るか、植物状態となります。

食事するときにも影響があります。

食べ物を口に入れるとき、よく噛んだ後、飲み込み、胃に到達した食べ物は消化、残った物は小腸、大腸に流れ、便として排出されます。

これは健常者の話です。「噛む」と「飲み込む」という動作は筋肉を使います。

ロコモ症候群にかかって、その筋肉の機能が低下すると、噛む力と飲み込む力が弱まり、満足に食事をすることができません。

特別養護老人ホームと言った老人介護施設の利用者の方々のほとんどが、この症状にかかっていると言っても過言ではありません。

この病気が進行すれば、最悪、寝たきり状態となります。

寝たきり状態の利用者に対するネグレクトを行えば、褥瘡(じょくそう)と呼ばれる床ずれが発生します。

ネグレクトとは、簡単に言えば放置、または放棄のことを言います。

関係ない話ではありますが、内容によっては関係あります。

高齢者虐待、障がい者虐待、育児放棄、育児怠慢などに分類します。

これは立派な犯罪です。

刑法第217条「遺棄」、刑法第218条「保護責任者遺棄」、刑法第219条「遺棄等致死傷」。

それぞれ該当いたします。

もし、虐待などを発見したら、勇気を出して、警察、もしくは検察庁に相談してください。

それ以前に、ロコモ症候群の進行をさらに早める形となります。

ロコモ症候群になる子供の原因とは?

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簡単に言えば、運動不足です。

最近の子供は外で遊ばなくなり、インターネットの普及とスマートフォン、携帯ゲームによって、運動する機会がなくなりつつあります。

食生活の乱れも見られ、3食をちゃんと欠かさず食べてるとはいえ、脂ぎった食べ物、ファストフード、お菓子などに偏っている部分があります。

そしてビタミンDの不足。野菜が嫌いという子供も増えました。

予防・対策法は?

適度な運動をすること。

体育の時間を使って「鬼ごっこ」を取り入れている学校もあります。

鬼ごっこだと、嫌でも走り回りますね。

雨で外で遊べない、外に出るのを嫌う場合、腕立て伏せやスクワットなど、室内でできる筋トレをやるのも、一つの方法です。

そして食事。

主食はお米として、主菜については、朝食は魚、昼食は野菜、夕食は肉、とバランス良く分けること。

余裕があれば「一汁三菜」という食事メニューをオススメします。

一汁三菜とは、一汁は汁物を1品、三菜は料理を3品という意味で、簡単に言えば、主食の米、汁物の味噌汁、漬物、煮物、焼き魚などの主食、計5品です。

老人介護施設の食事にも取り入れていますが、ほとんどの家庭で常に5品を出すのは難しいでしょう。

栄養バランスを整った食事ができればいいので、それでも難しいという方は、料理本などを見て参考にすると良いでしょう。

良い運動と良い食事を兼ね備えれば、予防することができるでしょう。

褥瘡(じょくそう)

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医療関係者なら、この言葉を知っているでしょう。

褥瘡とは床ずれを意味し、寝たきりの患者が長期間にわたって、同じ体制で寝たきりになると、体とベッドなどの接触個所で血行不全が起こり、箇所の周辺組織が壊死することを言います。

予防方法は、介護従業者などが、常にその患者を体位交換すること。

簡単に言えば寝返りの介助ですね。

そしてその箇所を常に清潔に保つこと。

ストレッチャー入浴が一番の効果的ですね。

万が一、発生した場合、軽度の場合は、その患部にフィルムを張って湿潤を保ちつつ治す方法があります。

重度だと、外科的な手術を行わなければいけません。

褥瘡は油断すれば発生することをご理解ください。