誤嚥性肺炎の症状と原因!高齢者 と赤ちゃん(乳児・新生児)が心配

日本は常に、少子高齢化社会に向き合わなければならないという現実にあります。

特に介護の従事者は、要介護認定の高齢者に対して、常に緊張感を持って介助しなければなりません。

この記事は、高齢者だけでなく赤ちゃんにも症状が見られる「誤嚥性肺炎」について、まとめてみました。

誤嚥性肺炎とは?

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この症状は、肺に水や食べ物などが誤嚥によって入ってしまい、それらに含まれる細菌が繁殖して、それが原因で炎症が起こることを誤嚥性肺炎と言います。

高齢者にかかる肺炎の多くが、誤嚥性肺炎と言われております。

再発を繰り返すという特徴があり、優れた抗菌薬で治療しても、最初のうちは良いが、繰り返すうちに免疫がつき、治療が困難となり死亡の原因に繋がることが多いです。

誤嚥とは、食べ物や飲み物などが誤って、肺などの気管に入ることを言います。

食事中、むせて咳き込んだことがありますか?

それが誤嚥です。

高齢者だけでなく、若年層にも見られます。

嚥下が低下している高齢者だけでなく、もともと嚥下の力がない赤ちゃんにも、この症状が見られます。

誤嚥性肺炎を患ったら、どんな症状が出るのか?

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普通の肺炎と同じく、発熱と咳などの症状をただの風邪と判断して訴えないことが多いです。

しかし、気力の低下と倦怠感を訴えることもありますが、自覚症状がないのは事実です。

激しくせき込む、高熱が出る、濃い色をしたたんが出る、食欲不振、呼吸困難、そういった症状が現れてきます。

重度となれば、さらなる呼吸困難に陥り、ついには酸素ボンベに頼らざるを得なくなり、日常生活に支障をきたします。

赤ちゃんも例外ではありません。

産まれて間もない赤ちゃんは非常にデリケートで、細菌に対する免疫力が低下したままです。

赤ちゃんの場合、体の機能が発達してないので、食べ物などを誤って気管に入ってしまうことがあります。

ゴホゴホとせき込んでも、すぐに治まるので、気が付くのは難しいでしょう。

急に咳込み、止まらなくなるなり、いつもとは違う咳が出る、という症状が見られたら、誤嚥性肺炎と疑ってください。

そして、早いうちに医者に見せるなどして対応してください。

ちなみに、最近の病院は待合時間を予約できますので、事前に予約すれば、待って数分で呼ばれます。

有効に使うと良いでしょう。

嚥下障害

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食べ物や飲み物などを飲み込む動作を嚥下と言います。

唾を飲んでゴクンという音がなりますが、それが嚥下です。

これらの動作が低下し、正しく働かないことを嚥下障害と呼びます。

嚥下障害となった高齢者は、 普通の食べ物を摂取するのが難しいです。

では、どうすればいいのか?

普通の食べ物ではなく、流動食を用意します。

流動食とは、液状化した食べ物のことを言い、噛む力と飲み込む力が低下している高齢者に向けて開発されたものです。

医療食、ミキサー食とも言い、病院や老人介護施設でよく見られます。

経口摂取が不可能な高齢者は、体の外からカテーテルと呼ばれるチューブを消化器官内に挿入し、点滴のように投与することを経管栄養と言います。

流動食だけでなく、水分補給のため、水も投与されています。

その予防法は?

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誤嚥性肺炎の原因は、簡単に言えば嚥下障害です。

つまり、誤嚥性肺炎ではなく嚥下障害の予防を取り組みます。

その予防方法を紹介していきます。

まずは高齢者向けです。

口腔ケアをしっかり行うこと。

口腔内に様々な細菌が生息しており、常に清潔にしておかないと、肺の中に細菌が入る可能性があります。

その他に、嚥下体操、唾液腺マッサージ、そして口を使ったレクリエーション。

レクリエーションと言えど、種類は様々ですが、やはり一番効果的なのは、歌です。

老人介護施設では大抵、昼食前に歌を歌います。

それはなぜかというと、歌を歌うという行為そのものが、嚥下体操だからです。

すでに肺炎を患い、うまく声が出ない場合でも、口を動かすだけでも効果的です。

口を動かすレクリエーションは多々ありますので、良ければぜひやってみてください。

口を動かすことこそが、嚥下障害の予防に繋がります。

赤ちゃんの場合ですと、やはり口腔ケアもそうですが、室内の空気そのものを綺麗にすることです。

病院のような無菌室にいるわけではありませんので、常に部屋の空気を新しく取り換える必要があります。

ただ、赤ちゃんの予防接種を怠らないようにしてください。

免疫力を向上するのも大切ですが、それによってアレルギー反応が逆に出る恐れがあります。

その場合、医者に相談することをオススメいたします。