選択的摂食障害とは?原因や治療法について

今の季節はゴールデンウィークにしてお花見日和、バーベキューやお酒など、気分に乗って派手に飲み食いしてませんか?

普通の健常者ならバクバク食べられるでしょうが、食物アレルギーを持つ人にとっては悲惨です。

もっと悲惨なのは、選択的摂食障害と呼ばれる病気を患っている人です。

この記事に、選択的摂食障害と、その原因と治療法について、まとめました。

選択的摂食障害とは?

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拒食症の一種で、精神疾患、精神障害に分類いたします。

selective eatingもしくはselective eating disorder(SED)と呼ばれ、数種類の食べ物しか食べることが出来なくなり、または他の食べ物に抵抗感・拒否感があるという症状です。

そのほとんどが、子供のうちに発症するのが多いと言われております。

海外では、ある女性がその症状にかかり、30年以上の間、ピザしか食べていません。

その女性だけでなく、その他の人達もこの症状を患い、高カロリーのものしか受け付けませんでした。

例えば、チキンナゲット、フライドポテトなどの揚げ物。

これらしか食べられないというのは、ある意味かわいそうです。

自分はお寿司より唐揚げが好きでたまらないのですが、さすがに毎食はすぐに飽きて、体が受け付けなくなります。

では、逆にさっぱりしたもの、例えばマグロのお刺身を食事毎に食べろと言われたら、やはり1日か2日で飽きます。

これは健常者の話です。 選択的摂食障害の患者はどうでしょうか?

同じ物を食べて飽きるのかと言いますが、本音では飽きておりますが、体が飽きていません。

その症状を患っても、食べられる物がどれもこれも健康的であれば、まだ救われるのですが、ほとんどが、揚げ物などの高カロリー。

症状を自覚しても、家族を除いて周りの人達に隠してしまいがちで、自分はアレルギーで、これを食べるとじんましんが全身に発症する、ぐらいしか言えません。

選択的摂食障害の原因

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原因は幼少期にあります。

みなさんは記憶があるでしょうか?

子供のとき、あの食べ物が好き、あの食べ物が嫌い、という食べ物の好き嫌い。 自分は肉が好きで、梅干しが嫌い。

これが、選択的摂食障害の前兆になります。 しかし、成長するにつれ、好き嫌いが徐々になくなります。

好きな食べ物は変わりませんが、嫌いな食べ物については、克服して逆に好きになったとか、成人しても、今でも嫌い、という風なことになります。

これも選択的摂食障害に分類するかどうかはわかりませんが、日常生活に支障はきたしません。

それでも、成長しても好き嫌いが克服できない人は、選択的摂食障害の疑いがあります。

選択的摂食障害の治療法

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治療法といえば、オペラント条件付けが最適だと言われております。

例えば、パンが食べられない人に対して、ほんの少し、パンを食べてもらいます。

それが食べられたら、好きなものを食べてもいいという報酬を与えます。

そして徐々に、食べられない食べ物の種類と量を増やしていくという行動療法を取ります。

それが、オペラント条件付けです。

これを治さないと、克服しないと、対人関係に影響があります。

社会に出たら、上司に飲み行くぞ、と言われたら、必ず行くでしょう。

飲みに行くぞと言えば、ほとんどが居酒屋ですが、酒は飲めても、つまみが食べられなかったら、自分が頼んだつまみはおいしくないのかと、上司が落ち込み、人間に悪影響が及びます。

アレルギーで食べられないというのであれば、仕方ないか、とすぐに理解してくれますが、選択的摂食障害であれば、なんて言ったらいいのかわからず、動揺するのがほとんどでしょう。

言うまでもありませんが、いくら嫌いで食べられないものでも、アレルギー反応を引き起こす食べ物を与えたら、間違いなく命の危険に関わります。

本人の意思でアレルギーを克服したい場合、医師に相談し、アドバイスを受けて、徐々に克服するしか道はありません。

まとめ

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いかがでしょうか?

選択的摂食障害は精神的な病気ではありますが、不治の病でもなく、難病でもありません。

簡単に言えば、本人の意思で治せる病気で、薬は必要ありません。

アレルギーは仕方ありませんが、その人の運命と受け止めるしかありません。

それでは、暴飲暴食に気を付けて、華やかなゴールデンウィークをお過ごしください。